畳縁に近い部分の元白の有無や枯れ等の混入程度で判断できます。
畳の表と床それぞれに良い/悪いがございます。
下記を参考にご自身の目でぜひお確かめ下さい!
畳表:~高級な畳表はひげが長くて美しい~
それは、いちばん質のいい部分を多く使えるから。
ひげが長くてきれいなほど長いイグサを使っている目安になります。また、重量やイグサの使用本数も品質の目安になります。
-
茶室等こだわりの和室に!
使用本数:約10,000本/色ツヤ抜群 -
客間・仏間・寝室などに癒しを!
使用本数:約8,000本/色が均一 -
アパート・賃貸物件などで使用!
使用本数:約4,000本/端の方が赤っぽい
畳床:~目に触れる機会はないが大切なポイントです。~
自分の家の畳はワラ床を使用していると錯覚している人が多いと思います。 しかし現在の新畳の約80%は建材床なのです。
-
昔ながらの、ワラを何層にも重ね合わせたもの。畳ならではの感触や味わい、吸放湿性・耐久力・復元力という点で一番優れている。
-
ワラの間にポリエチレンフォーム・
インシュレーションボード等を挟み込んだもの。 -
ワラを一切使用せず、ポリエチレンフォームやインシュレーションボードを使用したもの。 ダニ・カビが繁殖しにくく、断熱性・防音性・耐久性等に優れている。
畳の見分け方:4つのポイント/2つのヒント
「イグサ」の品質と本数が鍵!
茎に変色や傷などがなく、1本1本の太さや色が揃っているものが高品質な「イグサ」です。
そして、このようなもので根元と先端を除いた中央の部分を多く使用した畳表には、約4,000本から7,000本の「イグサ」が使用されます。
一般的には、長い「イグサ」を使用し、本数も多い程美しい畳表になります。
「経糸(たて糸)」の種類と
本数が鍵!
「イグサ」の折り込み本数や品質で強度等を判断して、麻糸、綿糸、化繊糸を使い分けています。
綿糸より麻糸の方が、強度が強くなりますが、高級畳には、配(畳の目の山なりの部分)と配がくっきりなるよう一の目に経糸を2本使用(二本芯)しているものもあります。
高級畳には、配(畳の目の山なりの部分)と配がくっきりなるよう一の目に経糸を2本使用(二本芯)しているものもあります。